ラスベガスで知らないホテルに迷い込んで警備員に止められ職務質問された時の対応方法 #AWSreInvent
見知らぬホテルに警備員
おのやんです。
この度、ラスベガスで知らないホテルに迷い込んで警備員に止められ、静止させられて職務質問されました。
この際、対応方法についてかなり学びになる部分があったので、今回はこちらを紹介したいと思います。
経緯
もともと、私はラスベガスのホテルのWynnに行こうとしていました。この際、出発地点がVenetianのエキスポ会場だったので 、連絡通路を通って手っ取り早くWynnに行こうとしていました。。
しかし、時間がすでに9時半と遅く、Wynn側の連絡通路のゲートが封鎖されていました。
近くにいたスタッフに道を聞くと、「両側の階段からWynnに行けるぜ」と教えてくれました。私はそれに応じて、正規のWynn行きの連絡通路ではなく、側にあった階段からWynnに行こうとしました。
しかし、私がWynn(と当時は思い込んでいた知らない建物)に到着してみると、だだっ広い館内にスタッフが数人と、明らかにre:Inventの会場ではない雰囲気となっていました。なるべく早くWynnの会場に行きたかった私は、とりあえず行ける場所をくまなく探してみました。この流れで、私はうっかりWynn(と当時は思い込んでいた知らない建物)の庭園に出てしまいました。
この時点でだいぶ焦っていた私は、庭園を駆け回り、とりあえず入れる入り口から館内に戻ろうとしました。
そして「ここから戻れそう!」と扉を開けると、そこは明らかにホテルのバックヤードでした。そして、数人の警備員が一斉にこちらに目を向けてきました。
職質タイム
警備員の1人が、私に話かけてきました。英語です。この時の会話は全て英語でした。
警「お前、こんなところで何してるんだ?」
私「(やっべ)私は、Wynnというホテルに行きたいです」
警「お前はWynnのホテルに泊まっているのか?」
私「いえ、ホテルはWynnではありません」
ここでちょっと警戒されたのを覚えています。警備員がマイクで他の警備員に連絡を取り始めました。彼は再度質問してきました。
警「お前のホテルはWynnか?」
私「(まずい、これは正直に答えた方がいいな)私のホテルはトレジャーアイランドです」
警「トレジャーアイランド?(ここでまたマイクで連絡)」
警「とりあえず身元確認するからパスポート出せ。そこで5分くらい座ってろ」
こう言われて、私はパスポートを渡すしかありませんでした。パスポートの原本を見知らぬ外国人に渡すのはかなり抵抗がありましたが、ここで断ると本当に面倒なことになるなと直感で感じました。
そして、私は近くにあった椅子に座って、だいたい10分くらい待機していました。
当時のSlackにも、こう返信するしかありませんでした。当時のみなさん、ご心配をおかけして大変申し訳ありませんでした...
トレジャーアイランドのホテルに登録してあった身元とパスポートの情報が一致したのか、それから警備員がいろいろ通話をしていました。
最終的に、明らかに建物の裏口だろ!みたいなゲートから私を解放してくれました。別れ際には、彼はトレジャーアイランドへの経路を何度も丁寧に教えてくれました。一時どうはなるかと思いましたが、現場での警備員の指示に素直に従って、ことなきを得ました。
やるべきこと・やってはいけないこと
ここでは、当時の状況や雰囲気から、現地の警備員に呼び止められた際の対応について、やるべきこととやってはいけないことをまとめたいとおもいます 。
パスポートの原本を持ち歩く
ラスベガスを出歩く際は、絶対にパスポートを持ち歩きましょう。これが一番重要だと思います。私は原本を渡したので、パスポートのコピーが有効かは判断できません。可能な限り、パスポートの原本を携帯するのをおすすめしまます。
先日した通り、現地の警備員や警察官は、外国人に対して、パスポートと泊まっているホテルの登録情報を照会して、身元を特定します。そのため、身元が特定できない状態で職務質問されたらどうなるかわかりません。私はパスポートを持っていたのでなんとかなりましたが、パスポートを持っていなかったら...
質問には正直に答える
質問には正直に答えましょう。当たり前っちゃ当たり前ですが...
当時の私は焦りまくって、Wynnに早く行きたいと思っていました。そのため、(ここはWynnのホテルに泊まっていますって言っちゃおうかな...)と一瞬思いました。が、ここで自分のパスポート情報が登録されていないホテルを言ってしまうと、「身元が特定できなかったぞ」となりかねません。職務質問ではしっかりと正直に答えましょう。
観光客感を全開にする
ラスベガスを出歩く際は、必ずre:Invent関係のアイテムを着用しましょう。これは偶然だったのですが、私はクラスメソッドのre:Inventの勇者くらにゃんジャケットを着用していました。そのおかげで、そこまで怪しまれずに済んだ気がします。
以下のブログから、ジャケットの写真を引用します。このジャケットを着用していました。
これが真っ黒のジャージ上下だったらかなり怪しまれたと思います。しかし、当時の私はクラスメソッドのくらにゃん勇者ジャケットを着用して、首にはre:Inventのレジストレーション証、そしてリュックからはAWSカラー全開のSWAGがはみ出していました。
側から見たら、私は明らかにre:Inventの参加者でしたでしょうし、当日のホテルの警備員もre:Inventが開催されている旨は共有されていはずです。やっぱり身なりは大事だなと思いました。
さいごに
ラスベガスで警備員や警察官とゴタゴタにならないように、上に挙げた3点はなるべく確認しておくといいと思います。
未来にこうした日本人がでてきても困らないよう、当時の状況から得た教訓を共有して締めたいと思います。では!
p.s.
警備員も怪しい奴ではないと分かったのか。「Hey、水でも飲んで落ち着いてな」と水をくれました。こちらが当時の水です。当時は写真を撮れる雰囲気ではなかったので、翌日の朝にラスベガ水を撮影しています。